瓦の三大地。

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本日は日本国内の三大瓦について、お話します。

「三州瓦」(さんしゅう)・「石州瓦」(せきしゅう)・「淡路瓦」(あわじ)の3種類の瓦があります。

特に生産量が多いのは「三州瓦」で、生産地は愛知県です。

次に普及率が高いのが、「石州瓦」です。こちらは島根県の西部の石見地方で生産されています。

「淡路瓦」は、淡路島で生産されており、関西の屋根の多くは、淡路瓦が使われています。

今回K様邸で使われているのも「淡路瓦」です。

「淡路瓦」は別名で、「いぶし瓦」とも呼ばれており『燻す』(いぶす)という語源からきています。

なぜ「いぶし瓦」かと言うと、窯で焼き上げた後、燻化(蒸す作業)をするので、呼ばれるようになったそうです。

約1000度で焼き上げ、灰色の日本の伝統的な瓦に仕上がります。

1000度なのに、「淡路瓦」は低温で、三州瓦は1100度、石州瓦は1300度で焼くそうです。

色も、「淡路瓦」は灰色がメインですが、「三州瓦」は、色んな色があり、「石州瓦」は、赤・黒がメインです。

瓦にも、種類によって特徴があり、地域によっても違っていて面白いと思いました。

皆さんも、お家の瓦に注目してみて下さい(*^_^*)

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